JPT製品部ではこれまでに12件のプロジェクトをクラウドファンディングで立ち上げてまいりました。現在プロジェクト期間中のものもありますがこれまでに4件のプロジェクトで目標金額達成せずに終了しました。今回はそれら失敗プロジェクトご紹介の第3弾です。
3.自在に曲がるApple Watch用充電スタンド「BOBINE WATCH」
【BOBINE WATCHプロジェクトページ】https://local.camp-fire.jp/projects/view/4463
プラットフォーム:CAMPFIRE
目標金額:100,000円
支援頂いた金額:61,800円(61%)
支援者数:16名
プロジェクト期間:31日間
プロジェクト成功後の販売価格:3,480円
購入ページ:http://store.shopping.yahoo.co.jp/jpt-teds/bobine-watch.html
▼失敗要因考察:
姉妹品の「BOBINE」のプロジェクト成功を受け、もう一つの姉妹品である「BOBINE AUTO」と同時にプロジェクト公開した製品です。実はこのプロジェクトは失敗を予想した上で公開しました。ですからプロジェクト失敗がある意味では「成功」です。これはその後のプロジェクト立ち上げにおいて非常に役立つ結果をもたらしてくれました。失敗要因仮説は以下ご覧ください。
1.ターゲットが狭すぎた
この製品の対象ユーザはAppleWatchユーザです。それ以外の方には使いようのない製品です。そもそもAppleWatchユーザって多くはないですよね。しかもこのプロジェクトに目を留め支援しようと考える方はほんの一握りであったかと思います。対象が少なすぎました。プロジェクト期間中のPV数も他の製品に比べ著しく低かったです。
2.類似製品・代替製品の市場規模も小さく需要が少なかった
プロジェクト立ち上げの際に私たちはいつくかのマーケティングリサーチを実施しますが、その中の一つが競合調査です。類似製品・代替製品の市場規模や価格調査を実施し、そこからプロジェクト立ち上げを検討します。実は選定会議にてこの「BOBINE WATCH」は競合優位性については合格点をつけましたが、市場規模が小さく「需要低」と判断されました。それを踏まえてのプロジェクトを公開したわけですが、前述のとおりPV数は著しく低かったです。ただコンバージョン率は悪くなかった。プロジェクト自体は失敗でしたが概ね仮説は正しかったかなと思います。
3.情報拡散されなかった
実は我々自身もそうですが、見事なまでに我々の近しい人たちでAppleWatchユーザがいなかったんです。この製品のベネフィットを伝えきれないということもそうですが、クラウドファンディングでプロジェクト成功に欠かせない「情報拡散」がされませんでした。当たり前ですが、自分が良いと思った製品じゃないと人にはお勧めしないですよね?当然AppleWatchユーザが周りにいないから情報が拡散されない。そんな背景もあり「BOBINE WATCH」は他のプロジェクトと比較して著しく情報拡散がされなかったプロジェクトでした。
このプロジェクト失敗は本当にいろいろな検証ができて良かったです。これらCAMPFIREでの成功と失敗を経て「Makuakeでやってみたらどうなるんだろう?」と考え、その後の3プロジェクトはMakuakeでプロジェクト公開をしました。
次回も失敗プロジェクト紹介続きます。
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